2013年9月2日月曜日

高配当銘柄1Q決算レビュー(オートバックスセブン)

オートバックスセブンは自動車用品の最大手。
5期連続増配中で、株主還元が厚い。

平成26年3月期の配当予想は、中間27円、期末27円の合計54円。
また、3月と9月に3000円分の自社商品券がもらえる。
8月30日の終値1401円に対して、優待も含めた利回りは8.1%と圧倒的な水準である。

業績動向は以下の通り。
 
               売上高 経常利益 当期純利益 EPS
平成24年3月期     237,342  15,307   8,402    84.28
平成25年3月期     230,168  14,472   7,590    81.22
平成26年3月期予想  237,000  14,600   8,200    89.38

平成25年3月期1Q     58,022   2,473   1,326    13.82
平成26年3月期1Q     52,405   2,434   1,262    13.68

前期の1Qよりも当期の1Qの売上高が減少しているのは軸に据える予定であったタイヤの売上が伸びなかったため。
エコカー補助金の反動で新車販売が減少したことから、その他の自動車用品も落ち込んでいるようだ。

しかし、しっかりと利益を確保できているのは大きい。
粗利率の高い低燃費タイヤの販売が増えたことや、販売促進費や人件費の削減に成功している。

期首の業績予想に対する進捗率は22%と低い。
また、利益の到達度も悪いため、配当が予定通り増配されるかどうかは慎重に判断すべきだろう。

めかぶはもう少し業績動向と株価の動向を様子見したいと考えている。

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