2014年1月13日月曜日

高配当銘柄2Q決算レビュー(オートバックスセブン)

オートバックスセブンは自動車用品の最大手。
5期連続増配中で、株主還元が厚い。

平成26年3月期の配当予想は、中間27円、期末27円の合計54円。
また、3月と9月に3000円分の自社商品券がもらえる。
8月30日の終値1695円に対して、優待も含めた利回りは6.7%と高水準だ。

業績動向は以下の通り。
 
               売上高 経常利益 当期純利益 EPS
平成24年3月期     237,342  15,307   8,402    84.28
平成25年3月期     230,168  14,472   7,590    81.22
平成26年3月期予想  229,100  14,600   8,200    90.39

平成25年3月期1Q    58,022   2,473   1,326    13.82
平成26年3月期1Q    52,405   2,434   1,262    13.68

平成25年3月期2Q    110,797   4,947   2,250    23.84
平成26年3月期2Q    103,740   5,591   2,988    32.59

前期の2Qよりも当期の2Qの売上高が減少しているのは軸に据える予定であったタイヤの売上が伸びなかったため。
エコカー補助金の反動で新車販売が減少したことから、その他の自動車用品も落ち込んでいるようだ。

しかし、しっかりと利益を確保できているのは大きい。
粗利率の高い低燃費タイヤの販売が増えたことや、販売促進費や人件費の削減に成功している。

年度の業績予想に対する利益の進捗率は36%と低い。
配当が予定通り増配されるかどうかは慎重に判断すべきだろう。

自社株買いを実施しているのは、好感度が高い。

しかし、利益の進捗率の状況からみて、めかぶはもう少し業績動向と株価の動向を様子見したいと考えている。

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