2013年8月29日木曜日

大手銀行が住宅ローン金利を引き下げへ

大手銀行の一部が、9月の契約に適用する住宅ローン金利を引き下げるようだ。
主力の10年固定型の最優遇金利を、
三井住友信託銀行 1.35%⇒1.25%
三菱東京UFJ銀行 1.7%⇒1.5%
へと引き下げる方向だ。

長期プライムレートの推移は以下の通り。
平成24年  7月 1.25%
平成24年11月 1.20%
平成25年  2月 1.15%
平成25年  4月 1.20%
平成25年  5月 1.25%
平成25年  6月 1.30%
平成25年  7月 1.35%
平成25年  8月 1.30%

長期プライムレートは若干の下落傾向にはあるものの、今回の住宅ローン金利引き下げ幅には及ばない。
今回の住宅ローン金利の引き下げは、金利動向の変化と言うよりも、顧客の取り込みが理由だ。

企業の資金需要が本格的に回復しないため、大手銀行にとっても住宅ローンは重要な商品となっている。
来年4月に消費税増税が予定されているため、駆け込み需要により住宅市場は活況を呈している。
このような中で大手銀行も、住宅ローン金利を優遇して、顧客を取り込みたい考えのようだ。

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