本日は、三桜工業株式会社の株主総会に出席した。
議長他の受け答えが良く、しっかりとした会社であることを再認識した。
最も収穫であったのは、今後の海外生産比率の方針の確認であった。
①自動車部品の中でも全長が長く、輸送が困難な製品を多く生産しているため、顧客(自動車メーカー)にできるだけ近い位置で生産をすることが効率的である。
②顧客が海外生産を拡大する限り、一緒に海外に出てゆくことになる。
③顧客の近くで海外生産を行っていた結果、円高に強い体質になった。
④今後も為替変動のことを考えるよりも、製品を効率的に販売できることを考える。
上記のように会社の方針は明確であった。
海外生産比率が高ければ、円高に強い反面、円安になった際の業績回復力では劣ってしまう可能性はある。
しかし、そもそも円安になれば取引先自動車メーカー各社の自動車販売台数が増えるであろうから、手堅く業績を伸ばすことは可能だろう。
比較的為替の影響を受けづらい優良銘柄として、今後も押さえておこうと思った。
株主総会のお土産のパウンドケーキも美味であり、満足のゆく一日であった。
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