化粧品や洗剤などで有名な花王株式会社は、営業利益率を10%程度まで高めてきている。
<営業利益率の推移>
(単位:百万円) 売上高 営業利益 営業利益率
平成22年3月期 1,184,384 94,033 7.9%
平成23年3月期 1,186,831 104,591 8.8%
平成24年3月期 1,216,096 108,590 8.9%
平成24年12月期 1,012,595 101,567 10.0%
平成25年12月期予想 1,270,000 116,000 9.1%
※平成24年に決算期を変更している(平成24年12月期は9カ月分)。
花王の営業利益率は順調に高まってきている。
しかし、目標とするP&Gの利益率は16%程度であり、世界基準までにはまだかなりの開きがある。
営業利益の向上にはアジア市場のさらなる開拓が必要だろう。
特にインドネシア市場の成長がポイントになりそうだ。
中国内陸部の開拓には時間がかかりそうだ。
中国の経済減速も明らかなため、上手く営業利益率を高めてゆけるかどうか、手腕が問われるところだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿