2013年6月22日土曜日

花王の営業利益率が上昇傾向も今後はアジア市場次第か

化粧品や洗剤などで有名な花王株式会社は、営業利益率を10%程度まで高めてきている。

<営業利益率の推移>
(単位:百万円)        売上高    営業利益   営業利益率
平成22年3月期       1,184,384    94,033      7.9%
平成23年3月期       1,186,831    104,591      8.8%
平成24年3月期       1,216,096    108,590      8.9%
平成24年12月期      1,012,595     101,567     10.0%
平成25年12月期予想   1,270,000     116,000      9.1%

※平成24年に決算期を変更している(平成24年12月期は9カ月分)。

花王の営業利益率は順調に高まってきている。
しかし、目標とするP&Gの利益率は16%程度であり、世界基準までにはまだかなりの開きがある。

営業利益の向上にはアジア市場のさらなる開拓が必要だろう。
特にインドネシア市場の成長がポイントになりそうだ。

中国内陸部の開拓には時間がかかりそうだ。
中国の経済減速も明らかなため、上手く営業利益率を高めてゆけるかどうか、手腕が問われるところだろう。

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