2014年1月13日月曜日

伊藤忠商事を買った理由

めかぶが最近購入した銘柄に伊藤忠商事がある。

日本の商社株と言えば、業績・配当ともに申し分ないにも関わらず、なぜか株価があまり芳しくなく、割安に放置されている。

外国人投資家からみて、資源株とみなされていることが、その要因の一つだ。
外国人投資家がグローバルな視点から見れば、日本の大手商社よりもハイリターンを得られる資源株や商品が他に存在するため、日本の商社株には資金が向かないようだ。

しかし、日本の大手商社株は完全な資源株ではなく、事業を多角展開しているところに特徴がある。
外国人投資家には、資源以外の事業があまり良いパフォーマンスを上げていないと判断されているようだが、めかぶは今回、資源以外の事業に着目している。

それが伊藤忠商事の食糧事業だ。
世界人口は増加の一途を辿っており、食糧の時代がやってくる。
食糧で稼げる伊藤忠商事の業績は、長期にわたって安定しやすいと考えられる。

そして、配当性向を引き上げる方針なのがなんといっても大きい。
伊藤忠商事は2012年3月期から、純利益2000億円までは配当性向20%、超える部分は同30%とする、2段階の業績連動配としていた。
今後は、上記により算出する年間配当金に数円上積みして、配当性向を25%前後に引き上げる方針のようだ。

非資源分野の拡大による業績安定化と配当性向の引き上げにより、長期的に株価が上昇してゆくのではないかと考えている。


0 件のコメント:

コメントを投稿