2013年7月20日土曜日

参院選の結果によるマーケット展望

明日の参院選では、連立与党の勝利はほぼ確実視されている。

焦点となってくるのは、自民党が単独で過半数を確保できるかどうかだ。
改選議席121議席のうち72議席を自民党が獲得すれば、単独過半数達成となる。

連立与党の勝利は既に織り込み済みであろうから、単に連立与党が勝利することだけでは、マーケットの反応は薄いだろう。

一方で、難しいとみられている自民党単独での単独過半数を達成することができれば、アベノミクスが進展するとの思惑から、円安・株高の流れになる可能性が高いと思う。

個人的には今回の選挙により、ようやく、ねじれ国会が解消されるであろうことを歓迎したい。

苦しい時期になったからこそ、当時の与党が誹りを受け、大敗し、政治の混乱を招いた。
苦しい時期にこそ、政治が安定していることが、本来は国益に叶うことだろう。
苦しい時期に政治が混乱したとしても、2大政党政治の時代に変わるような成果が得られれば良かったが、残念ながらそうはならなかった。
しかし、苦しい時期を乗り越えたからこそより強力な与党政権が誕生し、国が一丸となれるのであれば、それもまた良しだろう。

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